2009年03月01日
インドの古代叙事詩「マハーバーラタ」と「ラーマーヤナ」
インドの古代叙事詩「マハーバーラタ」と「ラーマーヤナ」は、東南アジアにおいて、芸能などに取り入れられていて、とても親しまれています。
「マハーバーラタ」は、バーンダヴァ王家とカウラヴァ王家の間の同属間の争いを描き、これに、いろいろな伝承やヒンズー教の説話、詩などが加えられています。物語は、世界の始まりからはじまっています。物語の登場人物が誰かに教訓を語り、諭す物語や教典などが語られるという構成は、千夜一夜物語と似ています。ただし、バーラタ王家とバーンダヴァ王家の争い自体が軸となって語られる物語であること、また物語の登場人物が自ら語るという点が異なっています。
バリ島の影絵芝居ワヤン・クリットにおいては、「マハーバーラタ」も「ラーマーヤナ」も同じくらいの頻度で題材に用いられていると思いますが、東南アジアにおいてはどちらかというと「ラーマーヤナ」のほうが親しまれているようです。これは、「マハーバーラタ」は王家の争いを軸として物語が語られ、周辺諸民族であるドラヴィダ人を野蛮人として扱い、バーラタ族、すなわちインド人の、バラモン(僧侶・聖職者)、クシャトリア(王族・武家)階級の正当性を強調したことから、一般には東南アジアではあまり受け入れらなかったからです。
一方、「ラーマーヤナ」が王権を強調する英雄叙事詩であることから支配階級から民衆にいたるまで広く親しまれ、バリの伝統芸能のなかでも、「ケチャ」は「ラーマーヤナ」を主題としています。バリ舞踊「ケチャ」は「ラーマーヤナ」から題材をとった、猿たちが王子を助けるという物語と舞踊とが結びついて現在のような形となったのです。
ただし、バリの同じく伝統芸能であるワヤン・クリット(影絵芝居)では、「ラーマーヤナ」と「マハーバーラタ」は同じくらいの頻度で用いられています。
「マハーバーラタ」は、バーンダヴァ王家とカウラヴァ王家の間の同属間の争いを描き、これに、いろいろな伝承やヒンズー教の説話、詩などが加えられています。物語は、世界の始まりからはじまっています。物語の登場人物が誰かに教訓を語り、諭す物語や教典などが語られるという構成は、千夜一夜物語と似ています。ただし、バーラタ王家とバーンダヴァ王家の争い自体が軸となって語られる物語であること、また物語の登場人物が自ら語るという点が異なっています。
バリ島の影絵芝居ワヤン・クリットにおいては、「マハーバーラタ」も「ラーマーヤナ」も同じくらいの頻度で題材に用いられていると思いますが、東南アジアにおいてはどちらかというと「ラーマーヤナ」のほうが親しまれているようです。これは、「マハーバーラタ」は王家の争いを軸として物語が語られ、周辺諸民族であるドラヴィダ人を野蛮人として扱い、バーラタ族、すなわちインド人の、バラモン(僧侶・聖職者)、クシャトリア(王族・武家)階級の正当性を強調したことから、一般には東南アジアではあまり受け入れらなかったからです。
一方、「ラーマーヤナ」が王権を強調する英雄叙事詩であることから支配階級から民衆にいたるまで広く親しまれ、バリの伝統芸能のなかでも、「ケチャ」は「ラーマーヤナ」を主題としています。バリ舞踊「ケチャ」は「ラーマーヤナ」から題材をとった、猿たちが王子を助けるという物語と舞踊とが結びついて現在のような形となったのです。
ただし、バリの同じく伝統芸能であるワヤン・クリット(影絵芝居)では、「ラーマーヤナ」と「マハーバーラタ」は同じくらいの頻度で用いられています。
2009年03月01日
インドネシアの代表料理といえば・・・
インドネシアの代表的な料理と言えば、何を思い浮かべますか? サテ、ソト、ミ? サテは「焼き鳥」、ソトは「スープ」、ミは「そば」です。でもやっぱり・・・なんといっても「ナシゴレン」ではないでしょうか?ナシゴレンとは、チャーハンです。インドネシアは、約1万3000もの島があります。人が住んでいる島だけでも、400あるといいます。島それぞれの味があり、もちろんその家庭それぞれにまた独特の味付け、「お母さんの味」があるのでしょうね。
とはいえ、バリもそうですが、赤道直下に位置する島が大半のインドネシアでは、やはり暑い国ならではの特徴があるんです。今でこそ冷蔵庫もあるのですが、食材の保存をきかせるため、揚げ物、炒め物、焼き物が多いのが特徴になります。まず、食材を生で食べることはないと考えていいでしょう。食欲が落ちないよう、スパイスを利かせた料理が多いのも特徴ですね。
郷に入れば郷に従えというように、外国にいったら、その国のマナーに従うのが礼儀となるでしょう。特に食事のマナーというのは、いっしょに食事をする人に不快感を与えないためにも、基本的なものは最低限心得たうえで現地に赴きたいものです。
バリに限らず、インドネシアの食事は、基本的にご飯「NASI」のお皿におかずを載せて食べるというスタイルです。インドネシアではフォークとスプーン、そして時には手を使って、肩肘を張らずに食事を楽しむのがマナーといえばマナーです。みんなで集まってわいわいがやがや仲良く時間をともにすることが大切です。ただし、イスラム教やヒンズー教の影響から左手は不浄のものとされます。食べ物をもったり、握手を求めたりしてはいけません。小さな子どもの頭を左手で「よしよし」となぜる・・・これは絶対にやめましょう。
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とはいえ、バリもそうですが、赤道直下に位置する島が大半のインドネシアでは、やはり暑い国ならではの特徴があるんです。今でこそ冷蔵庫もあるのですが、食材の保存をきかせるため、揚げ物、炒め物、焼き物が多いのが特徴になります。まず、食材を生で食べることはないと考えていいでしょう。食欲が落ちないよう、スパイスを利かせた料理が多いのも特徴ですね。
郷に入れば郷に従えというように、外国にいったら、その国のマナーに従うのが礼儀となるでしょう。特に食事のマナーというのは、いっしょに食事をする人に不快感を与えないためにも、基本的なものは最低限心得たうえで現地に赴きたいものです。
バリに限らず、インドネシアの食事は、基本的にご飯「NASI」のお皿におかずを載せて食べるというスタイルです。インドネシアではフォークとスプーン、そして時には手を使って、肩肘を張らずに食事を楽しむのがマナーといえばマナーです。みんなで集まってわいわいがやがや仲良く時間をともにすることが大切です。ただし、イスラム教やヒンズー教の影響から左手は不浄のものとされます。食べ物をもったり、握手を求めたりしてはいけません。小さな子どもの頭を左手で「よしよし」となぜる・・・これは絶対にやめましょう。
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